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スタートは4人。小さな一歩が、  予想を超えて大きなコミュニケーションに発展していく

スタートは4人。小さな一歩が、 予想を超えて大きなコミュニケーションに発展していく

八幡浜市の道の駅・みなとオアシス 八幡浜みなっと横に設置されている、「かまぼこカーテン」。約4万枚のかまぼこ板を再利用して2013年に完成しました。このかまぼこカーテンは、今ではすっかり市民の憩いの場として定着しています。この企画運営を行ったのが八幡浜元気プロジェクト(通称:YGP)さんです。精力的に地域活動を行っているYGPの代表、浜田さんにお話を伺いました。

地域活動と共に青春を駆け抜けた経験があるから今があります 

積極的に地域活動を行っているイメージが強い八幡浜元気プロジェクトさんですが、まずは浜田さんがどうして地域活動に興味を持ったのかを教えていただけますか?

高校時代の商業研究部のメンバーたち。浜田さんは、上の段、右端。

 

浜田さん:高校生の頃に入っていた商業研究部で、地域活性化についての提言書を発表する「全国生徒商業研究発表会」という大会に出場し、その大会で優勝しました。この提言書を地元で発表する機会があったのですが、そこでスポーツジャーナリストの二宮清純さんから「君たちはこうやって提言しているけど、一つでも実行したことがあるのかい?!」というお言葉をいただきました。その時、「確かにその通りで、僕たちは一つも実行したことない」と、ハッとしたんです。そこで、「2年目の活動は、何をする?」となった時に、提言書にあったお店をしてみようという話になりました。二宮さんの言葉を、「なに一つ実行していない」という否定と捉えるのではなく、「もっとチャレンジできる!自分たちでやってみよう!」という感じで、ポジティブに受け取りました。

このことがきっかけで、商店街の空き店舗をお借りして、月に1度「AKINDO」というお店を部活動の中で始めることにしたんです。そして、この活動を通して、地域のために一生懸命働いているたくさんのカッコイイ大人に出会うことができました。この頃から、「将来は八幡浜に貢献できる人になりたい」と思うようになりました。大学で一度は県外に出ましたが、八幡浜に戻って就職すると決めていました。

 

グチを言ったとしても、言いっ放しでは終わらせない 

大学卒業後、八幡浜に戻ってきた浜田さんですが、どのような経緯でYGPを始めることになるのでしょうか? 

浜田さん:社会人1年目の夏、高校の同級生たちと温泉に入りながら「八幡浜に帰ってきたけど遊ぶ所ないよね」や「八幡浜って元気ないよね」など、他県を見たからこそ感じる八幡浜のグチを言い合いました。でも、ただグチを言うだけで終わらせるのはカッコ悪いし、八幡浜を元気にするために自分たちで実際に動いてみようという話になったんです。翌月、そのメンバー4人で、公園のゴミ拾いを始めました。それから、毎週ゴミ拾いをするようになって、そしたらどんどん一緒にゴミ拾いをしてくれる人が増えていきました。市役所の方が個人で参加してくれていたりもしたんです。最終的にこのゴミ拾いは、「クリーンプロジェクト」というプロジェクトになっていきます。この時のメンバーを中心に、市民の皆さんを巻き込んだイベントやプロジェクトを開催するようになり、「八幡浜元気プロジェクト」が誕生します。

まずは1歩踏み出すことが大切 

大きなプロジェクトに取り組んでいるイメージの強いYGPさんが、実は4人で始めた公園掃除がスタートだったとは驚きました。今の活動を教えていただけますか? 

浜田さん:現在は、積み上げたかまぼこ板の高さを競う「BOCO(ボコ)タワー世界大会」の開催などをしています。八幡浜の特産品であるかまぼこのかまぼこ板を破棄するのではなく、再利用できる方法を考えています。

また、今は自分たちでどんどんイベントをしていくというよりは、市民と行政を繋げる中間支援組織としての役割や、地域を担う人材の育成が事業としては大きくなっています。僕は八幡浜が好きで、八幡浜を元気にしたくて戻ってきたのですが、進学や就職で八幡浜を出ていく人もいます。でも、その人達にも八幡浜のことを大切に思う気持ちはきっとあるはずで、外に行っても八幡浜のことを大切にしてほしい、そしてそんな郷土愛・シビックプライドを持っている人たちを育てたいなと思っています。

そのため、未利用魚をいかした八幡浜ブランディングプロジェクトなど、地域資源を利用したビジネスアイデアを募集する「八幡浜ソーシャルビジネスコンペ」の開催も2020年からスタートさせました。

ゴミ拾いからスタートした活動が、こんなに大きなコミュニティになっていくとは、その時は思いもしませんでした。まずは、小さくても一歩踏み出すと、また違った世界が広がっていくんじゃないかなって思います。

団体の概要

特定非営利活動法人 八幡浜元気プロジェクト(YGP)

「八幡浜を元気にすること」を目的に掲げたまちづくりのNPO法人。
「様々な主体者に地域活動へ参加してもらうこと、新たな地域活動を起こしてもらうこと、地域活動を発展的に持続してもらうこと」を目指しながら他地域でも応用できる仕組みやプラットフォーム作りを行っている。

http://www.re-ygp.com

プロフィール

浜田規史(ハマダノリフミ)

1983年生まれ、愛媛県八幡浜市出身。

高校生の時の商業研究部(AKINDO)での「商店街活性化」活動がきっかけで「八幡浜に貢献できる人になりたい!」と思うようになる。「まちづくりはひとづくり」であるという信念のもと、地域資源の「人」に注目し、住民をはじめ多様な人を巻き込んだ活動に注力している。

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