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エールラボえひめからのお知らせ

2022.10.19お知らせ

【エールラボえひめ通信vol.41】ディレクター泉谷コラム⑦「加速した事例と加速しなかった事例」

エールラボえひめ ディレクター 泉谷昇

 

これまで数多くのプロジェクトに携わってきました。
その中で「加速した事例」「加速しなかった事例」をご紹介し、「加速した・しなかった違い(差)」について紹介します。

 

<加速した例>

30歳で勤めていたコンサルティング会社を辞めて「フィルム・コミッション(以下、FC)」という、当時は未だ多くの方が知らない、成果も効果も未知数な取り組みを、知らない土地(=愛媛県)で始めよう!と決めました。

最初の加速は「えひめフィルム・コミッション(事務局:愛媛県観光国際課)」の立ち上げに参画できたことです。実績も経験もない私を、可能性などを見越して採用してくれたことは、初速そのものでした。

その後、2003年に「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影が行われたことで、多くの方にFCを知っていただき、また600万人の動員、80億円の興行収入は十分すぎる加速でした。

その後も「坂の上の雲」「真夏の方程式」「バスカヴィル家の犬」などの作品を通し現在も加速しています。

 

<加速しなかった例>

とあるプロジェクトのリーダーを任されました。プロジェクトには【直接的な内側と外側】の関係者、【間接的な内側と外側】の関係者がいます。
どちらとも協力関係を築けて連携していると思っていました。しかし、プロジェクトの統括者である依頼者は自分ごと化しておらず熱量はありませんでした。

佳境に入り、難しい判断を求められた時、統括者は私たちの意向とは逆の決定をしました。これにより、熱量の高かった関係者らの意欲は一気にトーンダウン。
とは言えプロジェクトは進んでおり、なんとか遂行しました。

プロジェクト終了後に統括者へ総括の振り返り機会を求めましたが、「もう終わったから」と取り合ってもらえず後味の悪い失速プロジェクトとなりました。

加速した・加速しなかった事例の差は何か?

私は3つあると考えます。

  1. 自分ごと化できたか?
    プロジェクトを主体的に担う気持ちは大切です、責任を持つこと自覚がでます。率先してプロジェクトの中核となり関係者らを牽引できるか否かで加速・失速に分かれます。

  2. ビジョンを描けたか?
    そのプロジェクトは、実施によってどんなアウトカム(創出する価値)やインパクト(波及効果)が期待できるのか?アウトプットだけではなく構想を描けるか否かで加速・失速に分かれます。

  3. リスクをどう捉えるか?
    どんなプロジェクトにもリスクは必ずあります。しかし、リスクの発生と対処法を折込まず、責任の所在を曖昧にすることで場当たり的な対応しかできず、次第に失速します。

 

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