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エールラボえひめからのお知らせ
ディレクター泉谷コラム⑬他流試合してますか?
この原稿は韓国のプチョン市(富川市)で書いています。
現在(執筆当時)、プチョン市では第27回Bucheon International Fantastic Film Festival(通称:BIFAN)が開催されていて、
私は「ジャパン・フィルムコミッション」として訪れています。
プチョン市は映画やテレビ、アニメなどの映画映像産業の拠点として有名で、「Fantastic Bucheon」は市のスローガンです。
さて、出張の紹介はそれぐらいにして今回のコラムテーマは「他流試合」です。
皆さんが生活している、考えている、活動している範囲には限りがあり、それを「生態系」と私は呼んでいます。
人によって、生態系は広い狭いがありますが、一定の範囲であることに変わりはありません。
そもそも、生態系ウンヌンを意識して生活している人は少ないと思います。
ただし、街づくりや地域の活性に関わる人に生態系の概念は大切です。と、言うのも一定の限られた範囲で全てを考えたり、
行動するのは「井の中の蛙」になりかねないからです。自分では広いと思っている生態系は単に自分にとって「気持ちいぬるま湯」かもしれません。
そんな時に必要なのが「他流試合」と名付けている外部との接触・交流です。
実はBIFANには私一人で訪れています。初韓国ということもあり、到着した仁川国際空港から右も左も分からない単独行動です。
映画祭では周りの全員が初対面、自分から話しかけたり、行動しないとモノゴトは始まりません。
幸いにも、これまでの「他流試合」で知り合った台湾や日本の知人がいてホッとした瞬間もありましたが、積極的な行動が求められます。
その結果、今回も多くのプロデューサーや関係者(≒違う生態系)と繋がることができました。
これを「エールラボえひめ」に置き換えると【自分たちの生態系だけで満足せず、他の生態系とも交流して新しい何か得る】をして欲しいです。
何か得られるかもしれないし、何も得られないかもしれませんが「経験値はプラス」になります。経験値は度胸にもなります。
私自身、20年前に愛媛県で地域づくりを始めよう!と思ったものの、何が地域づくりなのか分からず、何をすればいいのかも分からず、
とりあえず東京や大阪などの先進地へ交流試合を求めに何度も訪れ、同じ想いを持つ方と昼夜を問わずの談義、事業の発表をしてはダメだしされ、
現地交流などをしてきました。
その時に知った他の生態系とは今も繋がっていて、生態系同士を繋ぐ役目を担ってもいます。
他流試合には自分の時間も手間もお金も必要な時があります。
そのような資源を「コスト」と考えるのか?それとも「投資」として考えるのか?は人それぞれですが、私は「投資」と思っており、
今の自分はその成果と思っています。
ご不明な点やお気づきの点は、お気軽に問い合わせください。
エールラボえひめ・ディレクター
泉谷昇
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