みなさま、こんにちは!
エールラボえひめでインタビュー記事の取材・作成を行っているライターの廣瀬です。
インタビュー記事では、プロジェクトオーナーをはじめとする地域のために活動している皆さんにインタビューをして、プロジェクトの内容や動機とともに、関わっている方々の魅力をお伝えしています。
このメールマガジンでは、私から見たプロジェクトインタビュー記事の読みどころをお伝えしていきます!
石川さんのインタビュー記事はこちらです!
心のバリアフリーステッカーPJ(プロジェクトの略)「優しさの見えるまちづくり」インタビュー(リンク)
プロジェクトオーナーの紹介
今回、紹介させていただくのは、心のバリアフリーステッカーPJ「優しさの見えるまちづくり」の発起人である石川水緒さんです。ご自身も車いすユーザーである石川さんは、現在はwebアクシビリティ検査員をしつつ、車いすマラソン選手やイベントプランナーとして幅広く活躍されています。
心のバリアフリーステッカーPJ「優しさの見えるまちづくり」について
このプロジェクトは、飲食店が店先にステッカーを貼ることで、車いすユーザーやベビーカーを利用する人々に対して「お手伝いが必要な場合は気軽に声を掛けてくださいね」という意思表示を行い車いすユーザーの方も一目で認識ができる、とてもわかりやすくて画期的なプロジェクトなのです。
プロエクトを始めたきっかけ
プロジェクトのきっかけは、石川さんご自身が車いすを使って街中に出かけていると、「(お子さんやご友人が)車いすを使う生活になって以来引きこもってしまって・・・」と、全く知らない方から話しかけられることが何度もあったという経験がベースになっています。車いすを使う生活になり、引きこもってしまっている車いすユーザーの人に対して、このステッカーが外に出るきっかけになれば・・・という想いが込められています。
エールラボえひめでプロジェクトを立ち上げたワケ
2020年から少しずつ活動を開始してきたこのプロジェクトは、初期目標が70店舗だったのにも関わらず、現在は200店舗を超える店舗にご賛同いただいています。さらに、石川さんの想いに共感したサポートメンバーの方が、エールラボえひめでもプロジェクトを立ち上げてくださいました。その理由は、「福祉施設に“心のバリアフリーステッカーPJ「優しさの見えるまちづくり」プロジェクト”のフライヤーなどを置いてもらって、福祉関係の施設を利用する側の人に広めてほしい」ということでした。エールラボえひめも必要な方に必要な情報が届けられるよう、全力でバックアップしていきます!
インタビューを終えて
インタビュー中は、とても明るくハキハキとユーモアを交えながらお話してくれた石川さん。彼女は、街に出かけるといろんな方から声を掛けられるそうです。それは、身近な人が車いすを使う生活になり引きこもってしまって・・・という内容が多く、涙ながらに皆さんお話しされるとのこと。でも、石川さんの考えは少し違っています。「車いすの生活になってもできること、楽しめることはたくさんある!」「引きこもってしまうのはもったいない!」という想いからこのプロジェクトが始まりました。そんな彼女の熱意や想いに共感して、心のバリアフリーステッカーは、現在、本当にたくさんの店舗に配布されています。
そして、今回のインタビューで私の心に残った石川さんの言葉は、「自分ができて、なおかつ人がしていないことをやらないと状況は変わらない」というものでした。誰かのマネをするのではなく、自分ができることでなんとかしたいというこの言葉に、石川さんの誠実なお人柄を見たような気がします。彼女自身は、どんどん外に出ていろんな人と触れ合い楽しむことができます。でも一方で、引きこもってしまっている方もいる・・・。「本当は外に出たい」という心の声にそっと手を差し伸べたい。このプロジェクトは最初から最後まで石川さんの「優しさ」でできているのだと思いました。
最後までお読みくださりありがとうございました。
石川さんのインタビュー記事はこちらです!
心のバリアフリーステッカーPJ(プロジェクトの略)「優しさの見えるまちづくり」インタビュー(リンク)
ぜひ、読んでくださいね^^!!